華道部の活動報告

華道部の活動報告【令和5年度】

3月12日の活動報告

 本日の花材は啓翁桜、フリージア(ソレイユ)、ゴットセフィアーナの3種で、1年生は基本に戻り『立態』でお日様に向かって真っすぐな感じに、2年生は『斜態』で斜めに動きを出す感じにと、おけいこが始まりました。花材は同じでも一つ一つ個性があり、活ける部員の性格も作品に出るので、完成した作品を見るのも楽しいものです。桜の枝が太く、しっかりしていて1年生は短くするのに苦労していました。桜もフリージアもまだつぼみでこれからお花が開く感じなので、しばらく春を感じていられそうです。

本日が令和5年度の最後の活動報告になりますが、1年間ありがとうございました。1月からお花屋さんが変わったり、活動場所が変わったりとバタバタしてしまいましたが、関係した方々に快くご理解・ご協力をいただき、無事活動ができたことに感謝申し上げます。また、遠く春日部からお花を配達していただくことになった『花勘』さん、素敵な花材をありがとうございました。  来年度の活動は、入学式から始まります。

    

                  

 

卒業式準備

3月7日木曜日午後、8日に行われる第35回久喜北陽高校の卒業式準備で板谷先生のご指導の下、生け花2つ、壇上のお花を完成しました。とても大きな作品は中々経験できないので、大変勉強になります。

本年度は、2年生全員が参加できるようになったので、少しでも華やかな卒業式になればとても嬉しいことです。また、卒業生が歩く体育館までの廊下を書道部さんと図書司書の先生が、図書館前の黒板に素敵な絵を書いて、卒業生の門出をお祝いしていますので、一緒にご紹介させていただきます。

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。これからもそれぞれの夢に向かって日々前進してください。

    

2月13日の活動報告

 本日の花材はガーベラ(オレンジ)、スプレーバラ(ピンク)、スプレーカーネーション(グリーン)、スターチス、ミモザ、麦、レザーファンと豪華な花材で、本年度最後のアレンジメントでした。

 アレンジメントは、飾る場所によって形が変わりますが、今回は、壁際に飾る感じで、『フォーカルポイント(メインのお花の位置【ガーベラ】)を先に決めて、横から見たときに絶壁にならず丸く見えるように気をつけましょう』と板谷先生よりアドバイスをいただき、各自が個性を出しながら挑戦していました。次回は、卒業式の壇上のお花で、1年生は初めての大きな壺を使っての活け込みになります。

    

1月30日の活動報告

 本日の花材は雪柳、チューリップ(クリスマスパール)、ラベンダースイートピー、ブルースターの4種です。前回のスイートピーはピンクでかわいらしく、今回は同じお花でもラベンダー色でとても華やかな感じです。お花一つひとつに名前があり、色によって印象が違うので、本当に華道は奥が深いです。板谷先生よりチューリップの葉の切り方・使い方の説明を受け、雪柳を上手に使い、足もとが寂しくならないよう工夫しながら、作品を完成させていました。次回は2月13日でアレンジメント、今から楽しみです。

1月16日の活動報告

 新しい年明けと共に、お花屋さんが変わり、春日部の「花勘」さんにお世話になることになりました。同時に活動場所も変更し、広くなった教室で活動しやすい環境になりましたので、ご報告させていただきます。

 本日は、あかめ柳、菜の花、ピンクスイートピーの3種で春の訪れを感じる花材です。外部講師の板谷先生が都合により欠席となってしまいましたが、1・2年生は『自由』に、今までのおけいこを思い出しながら、生けてみました。あかめ柳の枝がしなやかに形を変えられるので、工夫してみましょうと伝えましたが、なんとなく同じような感じになっていました。今年も楽しく活動していきますので、ご覧いただけるとうれしいです。

         

 

12月12日の活動報告

2学期最後の活動は、クリスマスアレンジメントのお稽古でした。

 花材は、ヒムロ杉、クジャクヒバ、バラ(マダムレッド)、エリンジューム(オリオン)、姫リンゴ(アルプル乙女)、モミジバフウ、サンキライ、キャンドル、ベル、リボン。松かさはお花屋さんのサービスでつけていただきました。北陽華道部に長年花材を届けていただいた『COLORS』さんが都合により、今回で最後となってしまいました。いつもお値段以上の花材を届けていただき、本当にありがとうございました。最後にお花屋さんに全員で感謝の気持ちを伝え、本日の活動が終わりました。今年もご覧いただき、ありがとうございました。

11月21日の活動報告

 本日は、ウンリュウヤナギ(白塗りラメ付き)、バラ(サムライ)、アストランティア(スターオブビリオン)、グレビレアゴールドの4種でクリスマスをイメージした花材です。グレビレアゴールドはイスラエル原産の表が緑色、裏が金色と珍しい葉もので、金色がとても豪華な感じです。「ヤナギは枝が多いので、使いやすいところを選び、クリスマスツリーをイメージして、大きめに!」と板谷先生からのアドバイスをいただき、各自が枝のしなやかさを使い、たまりを出しながら工夫して生けていました。次回は12月12日、クリスマスアレンジメントです。

11月7日の活動報告

本日の花材は、野ばら、ピンポンマム、スプレーカーネーション(タイム)、ゴットセフィアナの4種です。野ばらの枝がしなやかな曲線だったり、自由な感じを見せているので、枝の動きを考えながらの生け方は少し苦労していたようですが、それぞれが秋を感じながらよい作品になりました。

                

10月10日の活動報告

 本日は、花ナス、ガーベラ(シーマ・ミヌー)、鶏頭(ルビーパフェ)、モンステラ(アレキサンダー)の4種で、ハロウィンをイメージしての花材を用意していただきました。とても大きな葉のモンステラは、熱帯アメリカ原産の植物だそうで、沖縄からお花の市場へ出荷されたそうです。板谷先生から『モンステラの葉を工夫して好きなようにデザインして生けてください』とアドバイスをいただき、それぞれが秋を感じながら作品を完成しました。

10月3日の活動報告

 本日の花材は、錦木(ニシキギ)、鶏頭(ケイトウ・サカタプライド)、小菊(セイヤスラギ)の3種で1年生は基本に戻り『立態』、2年生は『斜態』でお稽古です。錦木は世界三大紅葉樹と言われている木で秋の紅葉時期になると、葉がとてもきれいに色づくそうです。太い枝の切り方を学び、錦木から生けましたが、切り分けるのに中々苦労していました。また、ケイトウが真っ赤で大きく、小菊もたくさんのお花をつけていてそれぞれが季節を感じるよい作品が完成しました。10月になっても残暑厳しい日々ですが、お花を見ながら秋を感じた時間でした。